健康維持

「水」で水分補給を

健康維持

水が良いといわれている理由

「健康や美容のために水を飲むと良い」と、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
しかし、普段の生活で「水」を意識して生活している人はあまりいないでしょう。
そのため、気づかぬ内に水分不足になっている可能性があります。

水分補給に、なぜ緑茶やコーヒーではなく「水」がよいとされているのか?
「水」が適している理由をメリットと共に解説します。


水を飲むメリットとは

水を飲むことは健康や美容に様々なメリットをもたらしてくれます。


水の役割とは

人間の身体の中で一番多い成分は「水」です。人間の身体は、成人で約60%が水分といわれています。

「水」は酸素や栄養素を運び体温の維持します。

また、老廃物の排出などの生命維持にも必要な役割を担っています。


水は筋肉と密接な関係があり、筋肉は水を貯えるタンクでもあります。
水分を補給することによって、運動パフォーマンスを向上できるといわれています。


適切な水分補給

水分補給は、ただ水分を取れば良いという訳ではありません。

冷たい水を飲み過ぎない

真夏の暑いときや運動後はキンキンに冷えた水が飲みたくなる人も多いのではないでしょうか。

しかし、冷たい水を必要以上に飲みすぎると、身体を冷やして胃にも負担を与えてしまいます。また、血液の温度が下がって血流が悪くなり、内臓脂肪も燃焼しづらくなることに。

そのため、なるべく15~25度くらいの常温かぬるめの白湯を飲むと、身体への負担も軽減されます。


一度に大量に飲まない

水は、一度に大量に飲んだとしても全ては吸収されません。
吸収されなかった分は尿として外へ排出されてしまうので、効率的な水分補給とは言えなくなります。

そのため、水分補給は「こまめ」に行うのが理想的です。

例)水分が不足しがちなタイミング
☆朝起時・就寝時
☆運動の前後
☆食事を摂取するとき
☆入浴前後
☆飲酒中

これらのタイミングに合わせてこまめに水を飲むように意識するだけで、普段、あまり水を飲む習慣がない人も生活にとりいれやすくなるかと思います。


喉が渇く前に飲む

「たくさん汗をかいた」「何だかのどが渇いた」と思ったときには、既に身体が水分不足となっているため、積極的に水分をとるように心がけましょう。

特に運動中は、脱水症状に陥りやすく熱中症の危険性が高まるため、意識して補給を行いましょう。


水以外での水分補給の注意点

緑茶やコーヒーにはカフェインが入っており、利尿作用があります。そのため、水分補給を目的とした摂取にはむきません。また、アルコール飲料にも利尿作用が働きます。これにより、トイレに行く回数が増え体内の水分が失われてしまうため、こちらも水分補給には適してないといえるでしょう。

<水以外で水分補給におすすめの飲み物
スポーツドリンク、麦茶、ルイボスティーなど

<水分補給に適さない飲み物>
アルコール飲料、カフェイン入りの飲み物、糖分を多く含む飲み物など


まとめ

日常生活を送る上で、成人が1日に必要な水分量は2.5Lと言われています。しかし、年齢や体重、運動習慣で必要量は変化するため、あくまでも目安として補給を意識するところから始めてみましょう。

すぐに生活習慣を変えるのは難しいかもしれませんが、水を飲みやすいタイミングを知り、日常生活に少しづつとりいれていくだけで、自然と水分補給の習慣が身についていきます。

正しい水分補給で「代謝をスムーズにする」「老廃物をためこまない」など少しづつ体質が改善されていき、健康で痩せやすく太りにくい身体にもつなげていきませんか?

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