健康維持

はちみつ(効果・効能編)

健康維持

はちみつの特徴

はちみつは、甘味料だけでなく、料理にひと手間加えたいときに活躍する万能調味料でもあります。

カレーに甘みやコクを出したり、肉を柔らかくしたり、魚の臭みを取ったりと用途はさまざま。

はちみつには、疲労回復やダイエット効果など身体にうれしい作用があり、他にも咳・喉の痛み対策や風邪予防、腸内環境を整えるといった効果も期待できる優れた食品です。


代表的なはちみつ

はちみつは、糖類を主成分とし、ビタミン類やミネラル類、アミノ酸、有機酸、ポリフェノールなど、良質な栄養成分が豊富に含まれています。含まれる栄養素は、はちみつの原料となる花の種類にもよりますが、約300種類以上にもおよぶともいわれています。


そば花はちみつ

蕎麦の実からつくられるはちみつは、蕎麦の味はしませんが、独特な香りと苦味を持っているのが特徴といえます。鉄分やミネラルが多く含まれているため、疲れやすかったり貧血気味の方にお勧めです。


マヌカ花はちみつ

ニュージーランド原産のマヌカ花からつくられるはちみつは、中には薬やハーブのような香りを感じる種類もあり、独特な風味に感じる方もいるかもしれません。
ママヌカ花はちみつにはメチルグリオキサールという栄養素が含まれており、抗菌・殺菌作用の効果がとても高いです。味のクセが強くなるほど、効果も高くなります。

マヌカハニーが初めての方は、クセの弱い👆のものを試してみてはいかがでしょうか(^^♪


生はちみつ

生はちみつは、通常のはちみつ作りの過程で行われる加熱処理や、ろ過作業を一切行っておらず、本来はちみつが持ち合わせているビタミンやミネラルを豊富に摂取できるのが特徴です。

はちみつは、種類によって口に含んだ際の香りが変わります。
ぜひ、いろんな種類を試してお好みの味を見つけてみてください(^^)/


はちみつのカロリー

はちみつは、上白糖やグラニュー糖といった精練された砂糖よりもカロリーや糖質が低くなっていますが、甘みは砂糖よりもはちみつの方が強いのが特徴です。その為、料理などで砂糖の代わりにはちみつを使う際には、砂糖と同じ分量ではなく、少ない分量で甘みをつけることができます。


はちみつを摂取する際の注意点

はちみつは健康に良いと言われていますが、糖類であるため、食べすぎると肥満の原因に繋がります。また、甘いはちみつを大量に摂取すると、胸焼けのような症状や吐き気を引き起こしてしまう可能性もあるため、はちみつの効果や効能を最大限に得るには、以下に注意すると良いでしょう。


はちみつは一度に摂取するなかれ

はちみつを毎日摂取しても問題はありません。ただ、気をつけてほしいのが1日の摂取量です。

1日に最適な摂取量はおよそ10g~30g(大さじ1杯~2杯)程度。
40gまでなら糖分の過剰摂取まではいかず、体調への影響がないといわれています。

はちみつは一度に摂取するのではなく朝・昼・晩に分けて食べるのがおすすめ。
食前にはちみつを摂取することで、消化不良を起こしにくくなります。
また、就寝する約2時間前にはちみつを摂ると血糖値が安定するため安眠効果も期待できるでしょう。


はちみつは加熱しないのがベスト

はちみつは、熱を加えると栄養素が破壊されてしまいます。はちみつに含まれるビタミンや酵素は60℃以上の高温に弱いため、紅茶など熱い飲み物などに入れる場合は、少し冷ましてからにしましょう。


1歳未満には絶対与えてはいけない

生後1歳未満の子どもにはちみつを与えてしまうと乳児ボツリヌス症になるリスクが高まります。乳児ボツリヌス症を発症すると、便秘や筋力低下、泣き声が小さくなるといった症状を引き起こします。

小さなお子さんがいる家庭では、はちみつの保管に十分注意してください。


はちみつの上手な取り入れ方

普段食べているおやつや料理に使用する砂糖をはちみつに変えると、日頃からはちみつを気軽に摂る事が出来ます。例えば、はちみつとヨーグルトは相性抜群。はちみつに含まれるオリゴ糖は、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌のエサになって、一緒に腸内環境を整えてくれる効果があります。

また、はちみつと同じく、ビタミンCやクエン酸などの栄養が多く含まれているレモンと合わせるのもおすすめです。はちみつと一緒に摂ることで、疲労回復に効果的。はちみつに含まれるブドウ糖や果糖はすぐに身体に吸収されるので、簡単にエネルギー補給ができます。


まとめ

はちみつは食前に摂取することで、消化不良を起こしにくくなります。

就寝する約2時間前にはちみつを摂ると血糖値が安定するため安眠効果も期待できるでしょう。
はちみつを毎日食べることで得られる効果・効能はさまざまです。
1日の摂取目安量を守り、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてください。

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