カルシウムを助けるレアキャラ「ビタミンD」

健康維持

ビタミンDってなに?

丈夫な骨や歯をつくるのに欠かせません。また、筋肉を増やして強くします。
皮膚に紫外線が当たることで体内でも作られます。


ビタミンDを豊富に含む食材

ビタミンDは、野菜類や穀類にはほぼ含まれず、肉類にもわずかほど。
ビタミンDを食品から摂取するときは、魚介類ときのこ類を食卓に取り入れるのがコツです。

(100gあたり)

生しいたけを干ししいたけにする場合は、かさの裏側、ひだがあるほうを上にして太陽の元へおくと、紫外線の効果でビタミンDの効能がアップします。

ビタミンDはとりすぎに注意したい栄養素です。サプリメントなどで上限量を超えることが続いてしまうと、全身がだるくなったり食欲がなくなったりします。とはいえ、足りないと歯や骨が脆くなるので、魚やきのこからほどよくとりましょう。


栄養価を逃がさないコツ

・脂溶性ビタミンに分類されるので、脂質を含む商品と一緒にとるのがおすすめです。

・カルシウムを含む食材と一緒に調理すれば、体内での吸収率がアップします。

・卵で摂取するなら、生食よりも半熟卵や温泉卵がおすすめ。吸収率が高く効率がよいでしょう。


+1レシピ「鮭と舞茸のみそマヨホイル焼き」

ビタミンB2や葉酸などのビタミン群、ビタミンDの含有量はきのこの中でもトップクラス。歯ごたえに特徴がありますが、加熱しすぎるとなくなってしまうので、調理はさっと。
グアニル酸などのうま味成分が多いのも魅力です。

①玉ねぎを薄切りにスライスし、耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをして600Wで2分加熱する。
舞茸は手で食べやすい大きさに、鮭は一口大に切る。(鮭の皮は先に剥がしておくと切りやすい)

②Aの調味料をあわせておく。

③30cm長さのアルミホイルを2枚用意し、サラダ油(半量)を薄く塗っておく。
それぞれに、玉ねぎ→生鮭→舞茸→Aの調味料を半量ずつ順にのせる。

④アルミホイルの奥と手前を合わせて折り目をつけ、左右をしっかりと閉じる。
オーブントースター(200度使用)で15分ほど焼く。


「鮭と舞茸のみそマヨホイル焼き」つくりかた動画

(参考文献)