健康維持

夏のトレーニング(運動)で気を付けるべきこと

健康維持

はじめに

今年も暑い夏がやってきました。
高温多湿な日々により、夏以外の時期ならば難なくこなせるトレーニング(運動)メニューも、暑さで体力が奪われてしまい、続けることに心が折れそうになる方もいるのではないでしょうか。


夏にトレーニングを行うにあたって

急に暑くなったとき、身体が暑さに慣れるまで1週間程度はかかるといわれています。また、運動強度が強いほど熱の発生が多くなり、熱中症の危険性も高くなります。身体が暑さに慣れないうちは、激しい運動は避け軽めで短時間の運動をすることで徐々に身体を慣らしていきましょう。しばらく運動を中断して再開したときも同様です。そのほかにもいくつか注意点があるため、参考にしてみてください。


服装に気をつけましょう

トレーニングによってウェアと身体の間に熱がこもり、熱中症を引き起こすことがあります。 夏場のトレーニングの際は、汗が乾きやすく身体の外へ熱が逃げやすい通気性のよいウェアを選びましょう。


こまめな水分・塩分補給をしましょう

夏場のトレーニングにおいて、注意が必要なのは熱中症です。熱中症は、汗によって体内の水分や塩分が失われることで起こります。症状は、めまいや頭痛、吐き気、全身倦怠感など。
ひどい場合には脳や臓器がダメージを受け、意識障害やけいれんが起こることもあります。

汗からは水分だけでなく、塩分も排出されます。「まだ動ける!!」と思っていつもの運動メニューを続けていても、本人が自覚している以上に夏場は水分と塩分が失われています。トレーニング前や後、トレーニング中にも水分と塩分補給を忘れずに行いましょう。喉が渇いてからの補給では遅いです。


アイシングによるケアを行いましょう

アイシングは、アメリカなど海外では常識といってもよいほどスポーツシーンで浸透しており、
日本でも徐々に日常のトレーニングの場で取り入れられてきています。

アイシングの効果
①筋肉の緊張を和らげることで筋肉痛の予防
②暑くなりすぎた身体のクールダウン
③冷たくて気持ちいいというリラクゼーション効果


アイシングで用意するのは、氷水とスポーツ用品店で取扱のある専用のアイスバッグです。

注意したいのは食品用の保冷剤は使用しないことです。
カチカチの保冷剤を使って冷やしすぎてしまうことにより関節などを痛めてしまう恐れがあります。
アイスバッグが無い場合はタオルで代用してみましょう。


まとめ

夏場は疲れがたまりやすく、熱中症のリスクもあります。
トレーニングの疲れを翌日にもちこさず、安全にトレーニングができるよう、
夏に合ったトレーニングとケアで身体を守ってあげましょう。


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