量より質で決まる?!健やかな睡眠の定義とは

睡眠不足

睡眠不足に悩むあなたへ

「眠りが浅く、夜中に何度も起きてしまう」

「少しの物音で目が覚めてしまう」

「眠ったのに翌日も疲れが残っている」

など、睡眠に関する悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。


人が生きていくうえで睡眠は無くてはならないもの。

必要とされる睡眠が不足すると、私たちの生活にさまざまな悪影響を及ぼします。

夜更かしした翌日などは、頭がぼーっとしててしまい注意力が散漫に。
集中力が低下して作業効率も下がります。

そうした状態が数ヶ月も続くと、集中力や注意力だけでなく、記憶力、活力がさらに低下してしまい、不安やイライラ、自信喪失、疲労感などといった症状も出て大きなストレスにも繋がってしまいます。



そもそも寝不足って何だろう。

寝不足とは、自分にとって十分な睡眠がとれていないことを指します。同時に、質の良い睡眠がとれているかどうかも大切です。睡眠時間が長く確保できていても、質の良い睡眠がとれていなければ寝不足でないとは言い切れません。


睡眠の重要性って何だろう。

必要とする睡眠時間には個人差がありますが、睡眠時間を確保することは心身の疲労回復をするためにはとても重要な事です。「寝る子は育つ」というように、寝ている間は成長ホルモンが分泌され、疲れをとったり、その日学習したことを脳に定着させたりする効果が期待できます。


また、深い眠りにつくことで疲労回復物質が分泌され、ストレス解消にも繋がります。
睡眠不足が長く続けば続くほど解消が難しくなる為、なるべく早めの解消を心がけることが重要です。



眠れない原因は?

眠れない原因にはさまざまなものがあります。


心理的なストレス

心配事や悩みごとを深く考え込んでしまい、眠れない・寝た気がしない、という経験はありませんか?

また、楽しみなイベントの前日に限ってなかなか寝付けず、当日寝坊してしまった・・・なんてことはなかったでしょうか?


自分もそのひとり。翌日に大事な予定があるからとベットに入ったはずが、なぜか明け方まで寝れないこともありました。眠れないことに悩み「早く寝なきゃ」と思うと、益々眠れないという悪循環に。

実は、これらは心にストレスがかかった影響なのです。


生活リズムの乱れ

日光を浴びない、休日はいつもより遅く起きる、朝ごはんを食べない・・・等をしていると、体内時計のリズムが乱れてしまいます。体内リズムが乱れやすい人は、肥満やメタボであったり、糖尿病など、生活習慣病のリスクが高まるといわれています。



眠りで大切なのは「量より質」

健康を維持する為には十分な睡眠を確保する必要があります。まずはしっかりと睡眠をとることが重要です。一般的に「理想的な睡眠時間は8時間」と言われていますが、実は、適切な睡眠時間というのは人それぞれで、大切なのは時間ではなく「眠りの質」です。


質の高い眠りとは、朝、目が覚めた時に「ぐっすり眠った」という感覚が得られる眠りです。


睡眠の質を上げるメリット

睡眠をとることによるメリットは疲労回復だけではありません。免疫力の向上や維持が見込めます。



睡眠の質を上げるためにできることは

睡眠は人間にとって重要なものです。身体の疲労は、バランスの良い食事をきちんと食べたり、お風呂にゆっくりと入ったりすることで回復させることができます。

しかし、脳の疲労は「睡眠」でしか回復させることができません

質の高い眠りを得るためには、規則正しい生活を心がけることが何よりも大切です。



私たちの身体の中には、生命活動を営むための体内時計があり、朝になって光を浴びると、体内時計がリセットされて1日24時間のリズムに合わせてくれるようになっています。


この体内時計のリズムに合わせて規則正しい生活をしていれば、夜になると自然と睡眠の準備が整って質の高い眠りが得られるのです。


夜型の生活が定着しているという人は、朝に目覚める時間を決めて、目覚めたら朝日の光を浴びるようにして体内時計をリセットしましょう。


まとめ

体内時計を正常に動かし、健やかな体を保つためには規則正しい生活が欠かせません。
「食事」「睡眠」「運動」という3大要素はどれも重要で、どれか1つでOKというわけにはいきません。

それぞれ、生体リズムに合った最適なタイミングやポイントがありますが、まずは質の良い睡眠を手に入れるために出来ることから始めて、3大要素のバランスを保っていきましょう。