きゅうりの栄養とレシピ「おつまみピリ辛きゅうり」

健康維持

きゅうりのいろは

みずみずしさと歯ざわりが特徴的なきゅうりは、1人当たりの消費量がトップレベルの人気野菜です。

近年、きゅうりはハウス栽培によって一年中野菜売り場で見かけられるようになりましたが、きゅうりの旬は5~9月といわれていて、気候が暖かいとよく育ちます。出荷時期によって呼び方が変わり、冬春きゅうり(12~翌年6月)と夏秋きゅうり(7~11月)に区別されているのも特徴的です。

キュウリ(胡瓜 / きゅうり)【分類:ウリ目>ウリ科>キュウリ属

ギネスブックに「世界一熱量(カロリー)が少ない果実」として記録されている。

見た目は鮮やかなグリーンなので緑黄色野菜と思いがちですが、実は淡色野菜に分類されています。


きゅうりの栄養

きゅうりは、成分の約95%が水分でカリウムが比較的多く含まれているのが特徴的です。
カリウムには利尿作用があるので、むくみの改善が期待できます。
ぬか漬けにすると、ビタミンB1が増加し、乳酸菌の働きも加わるので、疲労回復の助けにもなります。

そのほかにも、βカロテンやホスホリパーゼなども含んでいるのが特徴的です。


きゅうりに期待できる健康効果

きゅうりにはビタミンCも多く含まれていて、下記のような健康効果が期待できます。

・むくみ予防
・美肌効果
・便秘解消

さらに、きゅうりに含まれる食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方になります。
食物繊維は善玉菌のエサとなり、善玉菌の増殖を促進させるため、腸内環境の改善も期待できます。

不溶性食物繊維
「大腸の水分を吸収して便を増やす」「蠕動運動を促進させ便の排出をサポートする」

水溶性食物繊維
「便を軟らかくする」「便の滑りをよくする」


きゅうりの選び方

太さが均一で、切り口がみずみずしいもの。
持ってみて、ずしりと重みがあり、色つやのよいものを選びましょう。
イボのある品種の場合は、イボがチクチクするくらい尖っているものが新鮮です。


きゅうりを使ったレシピ

ポリポリした食感がクセになるレシピ。長時間漬け置きしてしまうと、きゅうりの水分が出て水っぽくなってしまうので、食べる時間に合わせて作るのがおすすめです!


まとめ

きゅうり1本(100g)あたりのカロリーは約13kcalです。
低カロリーかつ食べごたえもあるので、食事制限している方にもよいでしょう。

ただし、バランスの良い食生活を心がけることは必要です。
ここで紹介したレシピなどを参考に、ぜひ食卓に取り入れてみてください。