健康維持

「飲む点滴」甘酒の魅力とは

健康維持

メディアや店頭でも多く見かけるようになった甘酒。

アルコールを含むものや含まないもの、砂糖を添加したものや無添加のものなど、さまざまな製品の甘酒があります。

この記事では甘酒がなぜ「飲む点滴」と言われているのか、また、どんな栄養素が入っているのか、いつ飲むのが良いかなど、甘酒をうまく生活に取り入れる方法についてご紹介します。

甘酒の種類

代表的な甘酒は麹甘酒と酒粕甘酒の2種類で、原材料や作り方が異なります。
飲む栄養といわれているのは主に「米麹甘酒」。
まずはそれぞれにどんな特徴があるのか簡単に見てみましょう!

甘酒はなぜ「飲む点滴」なのか

点滴とは、病中病後、術後、体調不良などで食欲がないときなどに、栄養分や水分を補給するもの。ブドウ糖やアミノ酸、ビタミンB群、ミネラルなどの電解質、水分などが主な成分とされています。

この栄養素を点滴では直接針と管を通じてカラダに送り込まれますが、点滴と同じようにブドウ糖などが豊富に含まれている甘酒は、飲むことでカラダに送り込まれます。

こんな人におすすめ

甘酒は「飲む点滴」や「飲む美容液」と言われほど栄養豊富な飲みもの。風邪の予防や栄養不足の改善に効果が期待できるだけではなく、美肌やアンチエイジングなど、女性が気になる美容面でも注目を集めています。

・免疫力を高めて、風邪を予防したい
・栄養不足を改善したい
・疲れを感じやすい
・腸内環境をよくしたい
・美肌になりたい
・ダイエットしたい
・アンチエイジングしたい

甘酒の栄養

甘酒には豊富な栄養成分がたっぷり入っています。

ビタミンB群

甘酒にはビタミンB1、B2、B6、ナイアシンなど、タンパク質の合成や脂質の代謝などに関わる、私たちの身体に欠かせない栄養素を多く含んでいます

ブドウ糖

人間が生命活動をするためのエネルギー源となるブドウ糖。甘酒には約20%のブドウ糖が含まれているといわれています。

必須アミノ酸

甘酒は、必須アミノ酸という体内で生成できない9種類のアミノ酸を全て含んでいます。

オリゴ糖

腸内環境を整える働きのある善玉菌を増やしてくれるオリゴ糖や、たまった老廃物を絡めとり排便をうながしてくれる食物繊維が豊富に含まれています。

コウジ酸

日本で発見された美白有効成分。麹から生み出されるコウジ酸には、シミやくすみの原因となるメラニンの生成を抑制する働きがあります。

甘酒の効能

甘酒には身体に嬉しい効能がたくさん。代表的なのは以下の5つです。

効能1. 疲労回復に期待できる
効能2. 腸内環境を整える
効能3. 美容効果が期待できる
効能4. ダイエットをサポートする
効能5. 抗酸化作用がある

甘酒には、ビタミンCよりも高い抗酸化作用を持つエルゴチオネインという成分が含まれています。

老化の原因になる活性酸素を抑制してくれるので、老化防止はもちろん、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の防止に効果的。甘酒を飲むことにより大きな健康効果に期待ができるでしょう。

甘酒を飲むタイミング

健康や美容効果のある甘酒。甘酒は身体に良い飲み物だからといって飲めば飲むほど健康になるわけではありませんが、飲み方や飲む時間を意識するだけでより高い効果が期待できます。

目安としては「1日100~200ml」が良いとされています。
ただし、甘酒には糖質が多く含まれているため、量を飲みすぎないように気をつけましょう。

また、飲むタイミングでおすすめは「」です。
理由としては、糖質(ブドウ糖)、ビタミンが多いため、スムーズにエネルギー補給ができます。

だからといって朝だけが良いという訳ではありません。他の時間帯に飲むことにもメリット満載。

例えば昼に飲むことで期待できる効果は集中力アップ!ブドウ糖とビタミンB1により脳が活性化されます。

さらに夜に飲むとリラックス効果により安眠効果にも期待!

甘酒に飲んではいけないタイミングはありません。

おすすめ甘酒

栄養豊富な甘酒のおすすめはこちらです。ぜひ参考にしてみください!

まとめ

甘酒には「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」が2種類がありますが、飲む点滴といわれている米麹甘酒にはアルコール分がまったく含まれないため、妊婦や子ども、お酒が飲めない人でも問題なく飲むことができます。

なので、仕事や勉強、自動車の運転をする前などに飲んでも問題ありません。

ご家族で毎日1杯飲む習慣を。ぜひ気軽に生活へ取り入れてみてください。

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