筋肉作りにおすすめの定番食材を聞かれたとき、卵や鶏むね肉に加えて、ブロッコリーを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?卵や鶏むね肉は筋肉の材料であるタンパク質補給になりそうですが、果たしてブロッコリーはなぜなのか。
そこでこの記事では、ブロッコリーにはどのような栄養素があるのか・・・
そして、なぜ筋肉作りにブロッコリーが効果がおすすめなのかを簡単にご紹介します。
ブロッコリーが筋肉作りに人気な理由
ブロッコリーには他の野菜と比較して、筋肉作りによい影響を与える栄養素がたくさん含まれています。
カロリーが気になるダイエット中の方でも気軽に摂取でき、アレンジ方法も様々です。
ビタミン群が豊富
ブロッコリーにはビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB6が豊富に含まれています。
筋肉作りにはプロテインが必要ですが、それと同じくらいにビタミン群も大切!
ビタミンCは疲労回復に役立つため、筋トレで疲れた身体をいたわるのに役立ちます。
ビタミンB1は糖質の分解をサポートし、ビタミンB2は脂質の分解をサポート、ビタミンB6は筋肉を合成するのに必要な栄養素です。
ビタミンB6が不足していると、タンパク質をたくさん摂取しても効率的に筋肉を作ることができません。
筋トレをしている方はタンパク質をよく摂取している方が多いので、せっかく摂ったタンパク質を無駄にしないためにも、ビタミンB6は意識して摂りたい栄養素です。
タンパク質の含有量も高い
ブロッコリーは野菜の中でもタンパク質の含有量が高いことが知られています。
ブロッコリーは、100gあたりに5.4gと、他の良く食べる野菜と比べても4~5倍のタンパク質が含まれています。
プロテインや鶏肉、乳製品などからタンパク質は摂取することができますが、さらにプラスしてタンパク質を摂取したいという方にはブロッコリーはおすすめの食材です。
ダイエット中で摂取カロリーを控えたいという方も、ブロッコリーならカロリーは少ないまま、タンパク質をたくさん摂取することができます。
テストステロンを増強する
テストステロンとは男性ホルモンの一種。
筋トレをするとテストステロンが増加し、男らしい、たくましい身体を目指すことができます。
ブロッコリーは女性ホルモンを抑えてこのテストステロンを増加させるので、身体を発達させやすいというメリットがあります。
そのため、たくましい身体になりたい男性はもちろん、女性ホルモンの影響で筋肉がつきにくい女性にもブロッコリーはおすすめなのです。
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袋のままレンジOK!
使いやすいサイズと内容量!
いつもの料理にプラスするだけの便利な冷凍ブロッコリーもおすすめです。
ブロッコリーの栄養を活かす食べ方
ブロッコリーが人気な理由、調べていくほどに奥深く納得することばかり。
ここからはブロッコリーの栄養を最大限に生かす食べ方をご紹介します。
色々な食材と組み合わせる
例えば、鶏むね肉とブロッコリーの組み合わせは、たんぱく質×ビタミンのコラボ。
その他にも、チーズとブロッコリーの組み合わせなどもおすすめ。
効率よく必要な栄養素を摂取するためにも、単体ではなく様々な食材を組み合わせて食べましょう。
電子レンジで調理する
ブロッコリーはゆでるのではなく、電子レンジ調理がおすすめです。
ブロッコリーに含まれるビタミンCは、熱によって壊れやすく、また、水に流れ出てしまう性質があります。ゆでるより電子レンジ調理の方がビタミンC損失の可能性が低く、ビタミンCを無駄なく摂りたいときに電子レンジが役立ちます。
茎も捨てずに活用を
つぼみの部分だけを食べて、茎の部分は捨ててしまっている方が多いようですが、実は茎の部分には、花を咲かせるための栄養分が多く含まれています。 特にビタミンCとカロテンは、つぼみの部分より茎の部分の方が豊富に含まれているのが特徴的です。
まとめ
ブロッコリーは知れば知るほど魅力のある野菜です。筋トレしている方だけでなく、筋トレをしていない方の栄養補給にもおすすめしたい野菜です。
最近では使いやすい冷凍されたブロッコリーも販売されています。生に比べて栄養がないのではと考える人も多いかもしれませんが、市販されている冷凍のブロッコリーはブランチングといわれる加熱処理をしており、殺菌や酵素の働きを抑え、鮮度や栄養価が収穫時に近い状態に保たれています。そのため、旬の時期でなくても、味や栄養が損なわれていないブロッコリーを味わうことが可能です。ぜひ活用してみて下さい!
ただしブロッコリーばかりでは不足する栄養素もあるので、さまざまな食品をバランスよく組み合わせることも大切です。ブロッコリーを上手に取り入れ、筋トレや健康維持に活かしましょう!